まさひろの『複雑怪奇雑文雑多』

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ゆうきまさみ「パトレイバー」「じゃじゃ馬グルーミン★UP!」

今週のお題「好きな漫画」

1.面白い漫画はたくさんあるが、記憶に残る作品

今週のお題は「好きな漫画」ということだ。私は学生以来、没頭して漫画を読んでいない。散発的にワンピースとかNARUTOなどは読んだが仕事もあったから、どうしても集中して読めなかった。だから好きな漫画は昔の作品が多い。ただ昔の漫画といっても私はドラゴンボール、スラムダンク、遊遊白書世代なので、本当に面白いと感じる漫画は多い。その中でも私の記憶に残る漫画にゆうきまさみさんの「パトレイバー」と「じゃじゃ馬グルーミン★UP!」と北条司さんの「シティハンター」がある。今回はゆうき作品の「パトレイバー」と「じゃじゃ馬グルーミン★UP!」について書きたい。

 

2.周りに語れる人間はいなかったが

自分自身の個人的感想なのだが、私の周りにゆうきまさみ作品が面白いという人はいなかった。というかみんな読んでいなかった。おそらくジャンプ作品が人気だったからだろう。ドラゴンボールやスラムダンク、遊遊白書は周りの友達が全員読んでいる感じだった。ゆうき作品はサンデーなので、読んでいる人間の絶対数が少なかったと思う。そんな孤軍奮闘の中、ゆうき先品は私の心に鮮烈に残っている。

 

パトレイバーは現在でも映画化されることもあって、世間的には人気が高い作品だ。私の中でパトレイバーが世間で人気があると認識したのは、パトレイバーを読了したずっと後になってからのことだ。「パトレイバーって当時のメディアミックス作品だったんだ」「あれ、パトレイバーって映画化されてたんだ。しかもアニメ3作も」「あら、パトレイバーの実機がテーマパークに設置されるってホント?」「おやっ、またパトレイバーが映画化されるのか。しかも実写て」とそんな感じでパトレイバーの人気を数年以上たって知ったwww。

 

それに比べじゃじゃ馬のほうは世間的には知名度は低い(と思う)。ただ面白いのは間違いない。じゃじゃ馬連載当時は世間で競馬の人気が高かった。競馬ゲームのダービースタリオンは販売絶好調だった。他にもゲームセンターで騎手になれるゲームなんかもあった。当時の高校生には競馬に詳しい人間が少なからずいたのだwww。おそらく実際に賭けていた。そういう世相を反映してじゃじゃ馬は漫画化されたのかもしれない。じゃじゃ馬はパトレイバー連載終了後のゆうき先品の次作に当たる。私はパトレイバーがあまりにも面白かったから、次作のじゃじゃ馬も読むことにしたのだ。じゃじゃ馬は例にもれず、私の周りで語り合える人間は皆無だったが、私はコミックが発売されるのを楽しみに待っていた(私はサンデーは読んでおらずコミック派だった)。

 

3.この2作は日常シーンが面白い。そしてラストシーンも。

この2作品について語ると、非常にまとまりがつかなくなるため2点だけ語りたい。どちらも日常シーンが非常に面白いということ、ラストシーンが好きだということだ。

 

まずゆうき作品は日常シーンが非常に好きだ。当然、漫画なので非日常なわけだが、漫画の中の日常のシーンが好きだということ。漫画といえば基本的に「戦い」だ。ドラゴンボールやスラムダンクにしろ、人気の漫画は戦いが中心だ。当然パトレイバーやじゃじゃ馬にも戦いはある。パトレイバーは他のレイバーとの戦い、じゃじゃ馬は他の馬との戦いだ。ただゆうき作品にはその戦いの幕間に日常がある。

 

パトレイバーの話に「太田さんが殺人犯に間違われてしまう」というものがある。結局それは間違いなのだが、疑われる原因として仕事を早上がりしていたことがある。ただ太田さんは行きつけのラーメン屋ができたので、そこに行くために早上がりしていただけにすぎない。で太田さんは疑われて取り押さえられたので、その日はラーメン屋にいけなかった。そして最後のシーンはそのラーメン屋で「あの兄ちゃんこなかったね」とラーメン屋の従業員が言うところで終わる。

 

じゃじゃ馬では主人公の駿平がカメラに凝るシーンがある。でそのカメラの撮り方が面白かった。仕事先の女性たちを撮るのだが、隠し撮りみたいに木の影に隠れて撮るのが面白かった。そしてその絵も良かった。膝を折り曲げてシャカシャカ撮るのが妙に記憶に残っている。

 

いや、2つともなんともないシーンだが、私の中では凄い記憶に残っている。他にもそういうシーンは数多くある。ゆうきまさみさんはこういう日常の何気ないシーンや言葉が凄い記憶に残る作家さんだと感じる。

 

2点目「ラストシーンが好き」。これも日常と関係するのだが、パトレイバー、じゃじゃ馬ともにラストシーンは主人公たちの日常で終わる。パトレイバーは野明たちがレイバーを立ち上げるシーン、じゃじゃ馬は駿平たちがいる牧場のシーン。これがたまらなく感動する。「漫画は終わるけれど、彼らの生活はまだ続いていくんだな」と。まだ続く感がいい。そこで終わりじゃない。泉野明はまだ警察にいて、駿平やひびきは相変わらず馬を育てている。じゃじゃ馬では次代の駿平の子供も登場している。「Life goes on」ってやつで、彼らの人生は続いている。漫画は終わったんだなってなるのだが、主人公たちはまだ漫画の中で生きているわけで、まだ繋がりを保てる気がするというか。日常で終わるラストシーンがとても良かった。

 

4.もう一度ゆうき作品を読んでみようかな

この2冊を語ると話が終わらない。それくらい面白い作品だった。私はゆうき作品はこの2作で終わってしまったが、他のゆうき作品を読んでみようかという気になってきた。レンタル本でも見てみようかな、、、。