まさひろの『複雑怪奇雑文雑多』

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フィリップモリスの配当金増配率推移。連続増配もここ数年は増配率が低い。

タバコ大手のフィリップモリス(PM)は米国株で配当金を重視した投資を行うのなら、必ず候補に上がる銘柄です。フィリップモリスは配当利回りが高く、5%を超えていることがほとんどです。2019年9月現在配当利回りは6%を超えています。またフィリップモリスは連続増配する可能性が高いです。フィリップモリスが分かれる前の会社、アルトリアは49年連続増配しています。そんなフィリップモリスの配当金と増配率の推移をまとめてみました。

☆目次

a.PMの配当金推移

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PMの配当金推移です。きれいな右肩上がりで順調に増え続けています。さすが株主還元の高いタバコ銘柄です。 2009年→2018年の10年間に配当金は2倍に増えています。

 

b.PMの増配率推移 

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PMの増配率推移です。配当金が上昇しているのは間違いないのですが、ここ数年間の増配率はあまり高くないです。ここ5年は数%の上昇にとどまっているので、物足りない感じはします。それでももともとの配当利回りが高いので、それを維持してくれるだけでもありがたいです。

2010〜2018年の平均増配率は8.13%となっています。まあ年ごとの数値に開きがあるので、これからどうなるのか予測はむずかしいですね。

 

c.配当金投資家から見たPM

個人の視点ですが、正直、フィリップモリス(PM)やアルトリア(MO)のタバコ銘柄は万人におすすめできる銘柄ではないです。 PMやMOが企業として潰れることは考えづらいです。金も十分に稼いでいます。しかしタバコ業界を取り巻く環境が悪い。株を保有している間に流れるニュースは悪いものばかりで、正直、将来タバコはなくなるんじゃないかとも考えてしまいます。

 

「当局からタバコに関する規制が入った」「喫煙者の人数が過去にないほどの減少」「喫煙者が死亡した」などの悪材料はタバコ銘柄にはいつも流れています。いくら配当利回りが高いとはいえ、そんな心配を抱き続けるのなら、保有をやめておとなしくETFを買ったほうが良いんじゃないか。

 

ただ本当に配当金を重視する投資家からみれば美味しい銘柄です。というのも配当利回りは高いし、連続増配もしている。心配はありながらも配当金は株主にしっかりと支払われています。タバコ喫煙者は減少しつつも、値上げによって売上や利益は維持してきました。過去、ずっと悪いニュースがありながら、それでも生き抜いて、配当金を払い続けています。

 

長く保有していると、心配事が多いながらも、配当金実績には素晴らしいものがある。PMのどこが悪いのかしっかりと理解した上で、それでもリスクを取れるのなら、PMは投資家のための素晴らしい配当金マシーンになってくれるでしょう。

 

d.PMの現在の配当利回り2019.9.9

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PMの現在の配当利回りは6.25%あります。はっきりいって美味しいです。株式はリスク資産なので国債や預金などに比べれば利回りが高くなるのは当たり前。ですが、PMの業績は悪くない。悪いというのなら話は別ですが。PMの業績で金も持っていれば、ここ2〜3年で配当金が支払えなくなることなんてほとんど起きないでしょう。

先程も書いたように悪材料は多いですが、安定した配当金とは逆にちょっと株価が動き過ぎじゃないかなと思います。

 

高い配当利回りは株価の乱高下や悪いニュース、それに耐えた報酬でしょう。株式投資とはリスクを引き受けた見返りですが、PMはそれを地で行く銘柄です。